新パックでのシャドバ環境 各リーダー編その①
こんにちは。
前回の記事から1週間弱経ってしまいましたが、ようやく環境も安定してきたのでここらで新パックリリース後の各リーダーでどのようなデッキが流行ったかをまとめていきたいと思います。
続きは詳細からどうぞ。
前回触れましたが、基本的にリリース当初は圧倒的にアグロ環境だったので全リーダーに2,3コスト+アリスが入っていると思って構いません。もちろんそうでないデッキもありますが基本的には入っています。パワーカードなので。
では新パックでどのようなカードが強いか見ていきましょう!
・エルフ
ビューティ&ビースト
能力
【ファンファーレ】自分の他の手札が5枚以上なら、+2/+2する。自分の他の手札にニュートラル・カードが3枚以上あるなら、「このフォロワーへのフォロワー、スペル、アミュレットの能力によるダメージは0になり、このフォロワーは能力で破壊されない」を持つ。
このカードが強いところは言うまでもなくスタッツの高さ。それに加え2つ目の効果の「能力によるダメージが0になり、能力で破壊されない」というところ。つまり「死の舞踏」や「テミスの審判」などの確定除去カードで破壊されず「紅蓮の魔術」や「ルーンの貫き」などの効果でダメージすら与えらなくなります。戦闘ではダメージを与えられ、破壊もできます。
今回ニュートラルを採用しやすい環境になったので2つ目の効果も発動しやすく6ターン目、7ターン目とこのカードを出せればかなり優位に立てます。
エルフの双撃
効果
ランダムな相手のフォロワー2体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
まず評価したいところが2体にダメージがいくところである。序盤の「ゴブリンリーダー」などの2, 3コスト帯の横並べの動きに対して刺さる。
「ビューティ&ビースト」のときと同様に、ニュートラルを採用しやすいため、安定したダメージを出せるところが強い。
大魔法の精霊・リラ
能力
【交戦時】交戦する相手のフォロワーを破壊し、この交戦時 能力を失う。
一度きりではあるが戦闘を行うときにお互いにダメージを与えあう前に相手のフォロワーを問答無用で破壊する効果を持つ。相手が【必殺】を持っていたとしてもそれを発動せずに破壊することも可能である。一度効果を発動すると効果が消えてしまうが、「エンシェントエルフ」や「自然の導き」で手札に戻せば再び効果を使用できるためエルフのカードと相性が良い。3コストと軽めなコストの割にスタッツも高く、効果も強いため困ったら入れるカードになるだろう。
・ロイヤル
シンデレラ
能力
自分の他のロイヤル・フォロワーが場に出たとき、このフォロワーを手札に戻す。
デメリットがあるが3コストなのに4/4という破格のスタッツをしている。デメリットはニュートラルを多めに入れる今の環境ならばほぼデメリットと感じることはないため先行3ターン目に置くことができれば盤面を制圧することができる。
1, 2ターン目にニュートラルフォロワーを並べながら3ターン目にこのカードを、4ターン目に「不思議の探求者・アリス」を出されたらそれはもう発狂したくなるような盤面になるだろう。
トランプナイト招集
効果
クラブソルジャー1体、ハートガーディアン1体、スペードレイダー1体を出す。
「クラブソルジャー」「ハートガーディアン」「スペードレイダー」はそれぞれ3コスト1/3のスタッツで順に【疾走】【守護】【必殺】を持っている「ニュートラル」のカードである。1枚で3枚横並びできるので後述する「兎耳の従者」との相性も良く、効果もそれぞれ強いためかなりの高評価。体力がそれぞれ3あるのも偉い。(「サラマンダーブレス」のAoEや「ルーンの貫き」で倒されないため体力3は強いとされている)
赤ずきんメイジー
能力
【進化時】自分の場にニュートラル・フォロワーがいるなら、相手のフォロワー1体を破壊する。
効果がとても強い。今までのロイヤルに確定除去カードがなかったため今のところこのカードが入っていないロイヤルはいないレベルで必須カード。
2コストなので後攻4ターン目に2コストのニュートラルフォロワーと共に出して進化することで盤面を返すことができる。
兎耳の従者
能力
【ファンファーレ 】「自分の場のニュートラル・カードの枚数」と同じだけカードを引く。
使い勝手の良いドローソースカード。「トランプナイト招集」で出てきた3枚のカードがニュートラルであり、「赤ずきん・メイジー」とのシナジーがあるためデッキに多くのニュートラルが入っており、このカードで2~3枚のドローが見込める。これも今のロイヤルに入らない理由がないレベルで強い。
・ウィッチ
オズの大魔女
能力
【ファンファーレ】カードを自分の手札が5枚になるまで引く。スペルブースト を持たない自分の手札のスペルすべてのコストを1にする。
【ラストワード】次の自分のターン開始時、自分の手札のスペルすべてを消滅させる。
このカードの強いところを挙げると「死の舞踏」や「変異の雷撃」などの高コストスペルを1コストで使うことができるところである。そしデメリットがあるとはいえ、手札補充ができるところも強い。つまり手札消費が激しい「アグロデッキ」、それも手札の消費が激しい「土の秘術アグロデッキ」に入ることが多い。
5ターン目に置くのではなく、7ターン目などに出して手札を補充→1コストになったスペルを1~2枚使う動きが無駄がなく強いためフィニッシャーに使われる。
偉大なる魔術師・レヴィ
能力
【ファンファーレ】相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
【土の秘術】相手のリーダーか相手のフォロワー1体ではなく、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ。
土の秘術デッキが流行った諸悪の根源。自分の場に土の印があるときに出すとこのカードを出すだけで相手の盤面に3点AoEとリーダーに3点ダメージ。強すぎてビビる。
6コストと少し重いが3枚入れる価値は十分にあるため土の秘術デッキにはほぼ入っていると思って間違いない。
・ドラゴン
天窮の竜神
能力
【ラストワード】次の自分のターン中、自分の場にドラゴン・フォロワーが出るたび、その攻撃力/体力を2倍にする。
このカード自体のスタッツはそれほど高くないが進化されると放っておけない数値になる。が、このカードを倒してしまうと次のターンに出てくるドラゴンフォロワーのスタッツが2倍になってしまう。これがどういうことを表しているかというと、「ダークドラグーン・フォルテ」が疾走してリーダーに10点+「ウルズ」で「ダークドラグーンフォルテ」を再び出すことで再びリーダーに10点と1ターンで進化せずに20点出されてしまう。仮にこれをされなかったとしても「水竜神の巫女」などのフォロワーを出されるだけで高スタッツのフォロワーが並ぶことになり、盤面が返せなくて負けという展開になり得る。
対策としてはそもそも9ターン目にこのカードを出させない盤面を作ることくらいである。
文章が長くなってしまったため今回はここまで。
ネクロマンサー、ヴァンパイア、ビショップについては後編で紹介します!
ではでは!
後編はこちら↓